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「デザイナーベビー」は「神の領域」

2018年12月3日

「デザイナーベビー」は「神の領域」

本日、コラム「春秋」を読んでいますと、「・・・・・・人為的な「進化」はSFが得意としてきたアイデアだが、いまや現実の問題である。中国の大学の教授が先週、遺伝子を改変した受精卵から双子が生まれた、と発表した。エイズにかかった父親からの感染を防ぐためだそうだ。事実ならば世界初。いわゆる「デザイナーベビー」に
近い。・・・・・・受精卵の遺伝子改変は影響が子孫にも受け継がれる、いわば「神の領域」。・・・透明性を欠いた賀副教授の取り組みが世界的な批判にさらされているのは当然だ。・・・開発者のひとりジェニファー・ダウドナ米カリフォルニア大教授は怖い夢をみたことがあるという。ブタの顔をしたヒトラーが「きみの開発した技術の利用法を知りたい」と話しかけてくるー。核や地球環境問題に劣らない、全人類
的課題といえようか」と、あります。

教員の初任者の頃、生徒対象の性教育の教材で母親の胎内で受精卵から出産までの人間に成長していく過程の映像を見て、この宇宙の神秘さに大層感動したことがありました。
人間存在の人知を超えたところでのサムシング・グレートの営みには、ただただ脱帽するしかないなあと感じたことを記憶しています。
更に、私が大学生のとき、一般教養の英語の講義でアレキシス・カレルの「人間・この未知なるもの」を和訳しました。そのときも、人間そのものをこの世の科学では解明しきれないものが多々あることに気づきました。
遺伝子改変の開発者のひとり、カリフォルニア大教授の怖い夢は、人間が立ち入れない神の領域があることを知らせる天からの暗示だと思いました。
受精卵遺伝子改変は、人類存在を危機に導きかねない、核や地球環境問題にも劣らない、全人類的課題なんでしょうね。

カウンセリング 神戸市    カウンセリング恵(めぐみ))