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「プーチンの土俵 危ない賭け」

2018年12月8日

<プーチンの土俵 危ない賭け>

本日の読売新聞 「日露交渉 語る」の元外相 玄葉 光一郎氏の記事を読みました。
日本の従来方針は、「北方4島に対するわが国の主権が確認されることを条件として、実際の変換の時期、様態については、柔軟に対応する」だ。・・・・・・
しかし、首相は「北方4島の帰属の問題を解決して平和条約を締結する」としか言わない。・・・交渉に向き合う大原則を説明してほしいと言っても何も答えないのは
、国会、国民に対して説明責任を果たしていない。・・・・・・「北方4島に対する日本の主権」と明確に言わないということは、譲歩した状況から入っていくようなものだ。交渉ポジションを弱めてしまう可能性すらある。・・・プーチン大統領の土俵に乗ったということだ。共同宣言では北方4島のうち、歯舞(はぼまい)群島
と色丹(しこたん)島にしか言及しておらず、現状ではこの2島で最終決着になる
可能性が高い。・・・逆に言うと国後(くなしり)、択捉(えとろふ)は絶対に譲らない。継続協議もない。・・・明らかな日本の領土である国後、択捉がロシア領
と決着してしまうのは納得がいかない。これは主権の問題で国の尊厳に関わる問題だ。将来に禍根を残す。・・・10年後、20年後は弱いロシアになっているかも
しれない。その時には4島を取りに行ける可能性は十分にある。次の世代にできるだけよい交渉ポジションを作ってバトンタッチするという考えがあってもいい。」と、あります。

奇しくも、過日の編集手帳(2018.12.3)に日韓国交正常化を実現した
朴正煕元大統領に、岸信介元首相は「100年後に、条約を結んでおいてよかった
と思えるような長い先を見通すつもりで取り組むなら別だが、国民感情に迎合する
ならだめですよ」と述べたという(岸信介の回想、文藝春秋)」と、ありました。
さすが、おじいさんの代では、発言力に重みがありますね。
安倍一強政治には、ほとほと困り果てます。
<もう少し襟を正して、説明責任を果たして戴きたい>と思うのは、私だけでしょうか??!

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