「彼れを知り己れを知らば、百戦して殆(あや)うからず」・・・孫武「孫子」
<己を知って努力をすれば成長していけます。>
孫子は、勝負ごとに勝つためには、自分と相手をよく知って、その違いを分析すること、
そのためには正しい情報を集めることだ、と言っています。
「敵を知ること」以上に、「己を知ること」は難しいものですね。
ときに自分の欠点に目をむけなければならないからです。
失敗や挫折に関して「他人のせい」にしてしまうと成長はありません。つねに何が原因
かを分析して次に生かすことが大切ですね。
相手を変えることは難しく、自分は変えられます。自分自身に何が足りないのか、どう
すれば他者とうまくやっていけるのか、つねに考える努力を続けていくこと。・・・
前進する力を蓄えていけば、成長していけることを、孫子の言葉から読み解くことがで
きます。
<自分自身に何が足りないのか・自分自身の強みは何なのか><どうすれば他者とうま
くやっていけるのか>を、常に考え、<いま・ここ>を真剣に生きていくことが大切か
と思われます。