「我が道は先(ま)ず心田(しんでん)の荒蕪(こうぶ)を開くを先とすべし」・・・二宮尊徳
まずは覚悟とやる気を定めなければ、道は開けない
薪を背負った二宮金次郎の像でもおなじみの二宮尊徳は、かずかずの藩主たちのお家の再建を行ってきた日本初のコンサルタント的存在でした。二宮尊徳のやり方は、解決方法の実行の前に必ず藩主に<本気で再建する覚悟>を決意させると言います。
心田を耕し、精神の準備をすることこそ、お家再建に行きつく、と尊徳は説きます。また尊徳が提唱する「報徳仕法」とは、自分の利益だけを追求してできるだけ楽をしよう、という考えがあると、組織は士気が上がらず瞬く間に破綻します。
まずは当事者の覚悟とやる気を自覚させること。これが道が開けるための原点と説いているのです。なるほどですね。すべては、
ここからのスタートですね。