「本来の愚(おろ)かに帰れ、そしてその愚(おろ)かを守れ」・・・・・・種田山頭火
愚かとともに生きることで楽になれます。
俳人の種田山頭火は「本来の愚かと共に生きることは悪いことではありません。。共に生きることで楽になれます」と
いうことを随筆に書いています。愚かで正直な私を守って生きていくということですね。
山頭火は、己を知り尽くしながらも、そういう自分を捨てきれないことも告白しています。
この言葉には格好をつけたりせず、心が落ち着いて自然体で生きるという意味も含まれています。
人は、人生の半分は自分の愚かさを取り繕いながら生きています。ただし、人生の後半ともなれば、他人に迷惑をかけ
ない程度なら、<多少の欠点、弱点を持った私>を抱えながら生きていくのも悪くないものです。
人生は、<自然体>で生きれるのが最高ですね。完璧な人間なんて、どこにも存在しないのですから・・・・・・。