「義(ぎ)を見て為(せ)ざるは、勇(ゆう)無き也(なり)」・・・・・・孔子(論語)
なすべきことをしないのは、勇気がないということです。
上記の言葉は、私の大好きな言葉です。我が国は昔から<知行合一>という言葉がありますが、私は教員新採用の頃から、言葉だけで実行に移さないのは知らないのと同じだと思ってきました。
孔子は「論語」の中で<正義は人の行うべきものであるが、これを知りながら実行しないのは勇気がないからです>と説いています。
人は日々いろいろな場面に遭遇しますが、<これが正義だ>とわかっていても、つい「巻き込まれたくない」「損したくない」という気持ちから行動に移せないときがあります。そんなときに、<義を見て為ざるは、勇なきなり>を思い出してみましょう。「あのときになすべきことをやっておけばよかった」と後悔しない自分でいたいものです。