<あまどい「雨訪」・・・>
本日「編集手帳」を読んでいますと、<あまどい>の記事が眼に留まりました。
あまどい。そう聞くと、<雨樋>・・・民家に必ずある屋根の雨水を流すものを浮かべますが、同じ読みで<雨訪>という言葉もあるらしいのです。
大雨のあとに知人の家へ見舞いに行くことを、九州地方でこう呼んだらしのです。台風の通り道となる九州では、お互いを助け合う習慣があったのでしょうね。とっても温かい響きがありますね。
千曲川の支流が氾濫した長野県飯山市には、約50人のボランティアが集まったらしいのです。
この夏、甲子園に出場した飯山高校3年の倉科勇雅さんは<支えてもらった人たちのために頑張りたい>顔に泥を飛び散らせながら、ぬれた畳を民家から運び出す作業に追われました。岩手県釜石市ではラグビーの試合が中止になったカナダ代表チームが、スコップを手に泥をかき出す作業にあたったという。
この厚情を生活再建の気力に変える被災者の方は少なくないでしょうね。
災害ごみの処分、停電、断水、朝晩の寒さ・・・・・・試練の中に一筋の光のように<雨訪>の景色ものぞく。と当コラムは結ばれていました。
令和の時代を迎え、<十七条の憲法>の<和をもって尊しとなす>の日本古来の精神が彷彿としてきました。
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