<いつとなく大宮人の恋しきに桜かざしし今日も来にけり>・・・光源氏 2023年3月18日 <いつとなく大宮人の恋しきに桜かざしし今日も来にけり>・・・光源氏 本日、読売新聞の「四季」を読んでいますと、若き頃に読んでいた懐かしい光源氏の句が目に留まりました。 「陰謀渦巻く宮廷を離れ、須磨に逃れた光源氏。都の誰彼が恋しいのはいつものことですが、桜の花が咲けば ひとしお。宮中の花の宴で桜の一枝を冠に挿して舞ったのは、ちょうど今日ごろのことだったのか。」・・・。