<いつになったら/アホやなあ、/ほんになあ、としみじみうけとめられる日がくるやろか> 阪田寛夫
本日、鷲田清一先生の「折々のことば」が目に留まりました。阪田寛夫さんと言えば、「さっちゃん」の作詞家。私の
長女に最初に歌った子守唄でした。
作家・作詞家の詩「アホ」から。娘の内藤啓子さんは、著書「枕詞(まくらことば)はサッちゃん」の中で、父は外で
は照れ屋で口下手、家では滑稽なほどに虚勢を張りながら、小説を書きだすと「おれはダメだ」と唸りつづけていたら
しのです。したいこと、しないといけないこと、してしまうこと。人はいつもそのあいだを行き来し、落ち着く場を見
つけられないようです。むずかしいね、サッちゃん」。と当コラムは結ばれていました。
私自身も、<いつになったら/アホやなあ、/ほんになあ、としみじみうけとめられる日がくるやろか>の心境です。
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