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<この一杯に初恋の味がある・・・>

2019年7月7日

<この一杯に初恋の味がある・・・>

本日、コラム「編集手帳」を読んでいますと、<七夕の日><乳酸菌飲料カルピス>が目に跳び込んできました。そういえば、先日、ライフでカルピス飲料のコーナーが特設されていたっけ。一度、買ってみるのも面白いかなあ~と心が動いていました。

ちょうど100年前のきょう七夕の日、乳酸菌飲料カルピスは世に出ました。考案したのは事業家三島海雲(1974年没)驚くほど波乱に満ちた経営者であったらしいのです。

大阪府内の寺に生まれ、日露戦争の直前、中国へ渡りました。いまの内モンゴル自治区で軍用馬を買い、日本の銃を売る商いに成功。綿羊改良の難業も軌道に乗せましたが、清朝から事業を没収され、無一文に。

帰国後は、大陸で親しんだ飲食品に想を得て開発に打ち込みました。試行錯誤の末、たどりついたのがカルピスだったらしいのです。脱脂乳を乳酸菌で発酵させ、成分の一つカルシウムの<カル>と、良い味を意味するサンスクリット語を組み合わせ<カルピス>と命名しました。

<この一杯に初恋の味がする>という広告で大々的に宣伝し、大正当時としては、刺激の強いコピーでした。

<とにかく新商品や新事業を編みだしては熱中する人でした>と三島海雲記念会館の理事長は懐かしみられたそうです。

米寿の記念に刊行された自伝<初恋五十年>には、まるで映画か小説のような浮き沈みが続くようです。空襲で工場を焼かれ、一時は経営が傾き、社長の座から追われることと成りました。それでも、90代まで新事業に情熱を注がれました.まさに<天性の企業家でした。と、当コラムは結ばれていました。

素晴らしい精神力。明治時代を生き抜いた<明治者の心意気>すばらしいと思いました。

カウンセリング 神戸市  カウンセリング恵(めぐみ)