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<オクトーバー・サプライズ>

2020年10月4日

<オクトーバー・サプライズ>

本日、「天声人語」を読んでいますと、「スペイン風邪」の文言が目に飛び込んできました。どんな記事かなあと興味を
そそられました。

パリで開かれた第一次世界大戦の講和会議の途中、ウイルソン米大統領は側近や妻と相前後してスペイン風邪にかかりました。
熱が引き、交渉の席に戻ると、気力がなえて発症前とは別人のようだったそうです。1919年のことです。

それまでは、敗戦国ドイツへの報復に走る仏首相と対立し、国際協調を熱く説きました。どこまでが病気のせいか判然としない
ものの、罹患後はあっさり仏に同調しました。政治家の急病はときに歴史の流れを左右します。

それから一世紀、トランプ大統領が側近や妻とともに新型ウイルスに感染しました。「消
毒液を体内に注入できないか」「暖か
くなればウイルスは奇跡のように消える」。これまで根拠を欠いた楽観論を振りまき続けた当人です。

症状は軽いと言いますが、病院へヘリで運ばれました。災害や暴露記事など大統領選の最終盤には驚きの出来事が起き、「オクトーバー・サプライズ」と呼ばれてきました。来月に迫った投開票への影響はもはや避けられません。

前世紀に話を戻せば、スペイン風邪は日本の政界をも直撃しました。時の首相、原敬は高熱を出して床につきました。「近来各地に伝播せし流行感冒(俗にスペイン風と云ふ)なり」と日記に書きました。すぐ職務に復帰するも、体調はすぐれませんでした。
「全快せず」「全く回復せざる」。そんな嘆きが翌春まで記されています。

トランプ氏の一日も早い回復を祈ります。ただ入院中くらいは、ややこしいSNS発信を極力控えていただきたい。今回ばかりは
どうか治療第一で、ご自愛専一に」。と当コラムは結ばれていました。

最終章の結びの部分、可笑しくて笑ってしまいます。「歴史には、答えがある」とよく言われますが、最近は「ほんとだなあ!」
と大いに納得です。

カウンセリング 神戸市   カウンセリング恵(めぐみ)