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<クレオパトラの鼻が・・・>・・・パスカル

2023年4月11日

<クレオパトラの鼻が・・・>・・・哲学者パスカル

本日、「編集手帳」を読んでいますと、<クレオパトラの鼻が・・・>に惹きつけられ
興味深々読破しました。

「歴史を作るのは個人か、社会か、という議論は昔からありました。哲学者パスカルの
<クレオパトラの鼻が・・・>はよく知られています。

ロシアの社会主義者、プレハーノフが反論しています。クレオパトラの鼻が高かろうと
低かろうと、個人の事情で歴史が変わるのではないー旧ソ連誕生に尽くした人物の言葉
が、今ほど皮肉に聞こえる時代はありますまい。

ウクライナへの侵略は、旧ソ連の威光に憧憬(しょうけい)を抱くプーチン大統領の思
い入れが出発点ともいわれます。数々の蛮行のなかでも、子供たちの強制移送は個人臭
の漂う最たる例でしょう。

誰もがロシア人になりたがるとでも思うのか、国粋主義者にしかできない発想に違いあ
りません。連れ去られた子は2万人近くにおよびます。全体のほんの一部としても、朗
報ではあります。ウクライナの慈善団体が31人を救出したと発表しました。13歳の少
女が「養子になると言われた」と証言しています。安全な場所に保護しているだけとの
露側の主張に嘘(うそ)の証明書を張り付けるものでしょう。

プーチン氏の鼻の高さはいかばかりでしょうか。少しずつでも低くするのは、歴史をど
うにかする試みと同義かもしれません」。と当コラムは結ばれていました。

子どもたちの強制移送は惨いものですね。どうしたら、この惨い戦争を止めさせること
ができるのか、世界中の知恵を結集したいものです。