<サッちゃんはね・・・>
過日、編集手帳(2018.12.5)を読んでいますと、童謡「サッちゃん」の作曲で知られる大中恩(めぐみ)さんの訃報と「サッちゃん」の記事が目に留まり
ました。
「サッちゃん」と云いますと、私の第一子が誕生し実家の庭で抱っこしながら、初めて謳った童謡でした。その頃を懐かしく思い出しました。
作詞の阪田寛夫さんは、晩年までサッちゃんのモデルを秘していて、阿川佐和子さんとの対談で、同じ幼稚園に通っていた一つ年上の子だと明かしたのだそうです。
「いぬのおまわりさん」も、同様に作曲した大中恩(めぐみ)さんが94歳で亡くな
られました。
「いぬのおまわりさん」も私は大好きでした。
軍隊生活を経て戦後まもなく合唱団を始められたようです。
のちに「階段を上がっていくと天上の声が降ってきた」と書かれていたようです。
これが「サッちゃん」の前日譚(たん)であったようです。
「天上の声が降ってきた」
私は、この感性の素晴らしさに大層感動しました。
多くの童謡と数々の合唱曲を生み出し、私たちに多くの希望と勇気を与えて戴きました。
心よりのご冥福をお祈りいたします。
カウンセリング 神戸市 カウンセリング恵(めぐみ)