<ビジネスのヒントを伝授しよう・・・>
本日、コラム「編集手帳」を読んでいますと、<ビジネスのヒントを伝授しよう。受講料は100円>の文言が目に跳び込んできました。主人公は、小1の男児。読売中高生新聞の記事らしいのです。
若き企業家の、事業着手に至る物語です。ポケモンカード(150円)に目がない彼の小遣いは100円のみ。そこで父に問いました。<お金を稼ぐには?>。父いわく<ビジネスのヒントを伝授しよう。受講料は100円>
家族相手にカフェを営むことを決め、お年玉や借金でコーヒー豆200グラムを買いました。もうけを試算し、1杯の値段を決め・・・と話は続いていきます。
なんとも味わい深い親子の関係です。誰もがまねできる訳ではないけれど、縷々(るる)語り、息子を導くお父さん、今は失われつつある家庭教育の理想を見るようで・・・。ほっこりです。 確か、日野原重明先生でしたか、<家庭教育が亡くなると、国の将来が危ない!!>と、仰っていたように記憶しています。
<躾(しつけ)>の国字は中世末から近世初めに武家礼式が急速に普及するのとともに一般化したようです。今回、<児童虐待防止法>の改正で、しつけに体罰を加えてはならないことが明記されました。民法にある懲戒権の見直しの検討も始まるらしいのです。<しつけ>とは??即答しづらい難題に、改めて向き合う機会が増えていくのでしょうね。
<子育ては、なるようにしかならない><子育ての基本は共感力を育てること><子育ての基本は、自己肯定感・共感力・自己決定力を育てること>・・・・・・有識者の意見は別れますが・・・。社会が様変わりした今、<しつけ>について再度、検討してみたいものです。
カウンセリング 神戸市 カウンセリング恵(めぐみ)