<暴れ梅雨 ぬっと顔出す 不発弾> 牧野信子さん
本日、コラム「編集手帳」を読んでいますと、<降り注ぐ無数の砲弾>の文言に、ぎょっとしてコラムの本文に目を奪われました。
沖縄の宜野湾市の小学生らが畑の近くで泥に覆われた手投げ弾を見つけ、投げ合って遊んでいたようです。信管が壊れていて作動しなかったようですが、校長先生は<ぞっとした>と語られていたようです。
沖縄には今でも約2000トンの不発弾が埋まっているらしいのです。本土に復帰してから回収された量とほぼ同じらしいのです。昼夜なく浴びせられる猛攻を思うと、身が震えますね。
<暴れ梅雨 ぬっと顔出す 不発弾>沖縄戦の終結からきょうで74年になるようです。不発弾の処理が完了するまで、まだ数十年かかるようです。<鉄の暴風>の傷痕は深く、残されたまま。
砲弾は記憶にとどまるだけでなく、日常のくらしにもなお危険が潜む沖縄の厳しい現実。
沖縄の人たちには、<戦争がまだ終結していない>のではないかと思わせる現実。政府の頑なな一方的な基地の押し付け。<この国に民主主義はあるのか???>と思わせる現実が最近とみに増えているのを危惧するのは、私だけなんでしょうか???沖縄でも現在では、戦争体験者が10パーセントとなった現在。<後世に戦争体験をどう語りついでいくか???>が緊急の課題のように思えます。団塊の世代の<平和と民主主義>を享受してきた人間として・・・。
カウンセリング 神戸市 カウンセリング恵(めぐみ)