<七曲(ななまがり)>
本日、「編集手帳」を読んでいますと、<七曲(ななまがり)>の文言が目に留まり興味をそそられました。
「往年の刑事ドラマ「太陽にほえろ!」の七曲(ななまがり)署は架空とはいえ、一時は日本で最も有名な警察署だったかも
しれないです。由来は存じませんが、ことわざ辞典に<七曲>を見かけたことがあります。
<蛇七曲がり曲がりて我が身曲がりたりと思わず>。蛇が自分の身の曲がりに気づかないように、人も自分の心が曲がってい
ることに気づかない・・・と、昔の人は気持ちを入れ替えながらクネクネした生き物を眺めたらしいのです。
しかし大きすぎてはそれどころではないでしょうね。横浜市の住宅から全長約3・5メートルのアミノニシキヘビが逃げ出し
ました。
かみついたり巻き付いたり、人間を襲うこともあるといいます。警察は捜索にあたるとともに、草むらや水辺に近寄らないよ
う住民に呼びかけています。休日であっても近所の公園などに行動範囲をとどめなければならない時節柄、もしもの被害が心
配です。
<長いものはヘビになる>ということわざがイタリアにあります。問題解決のためであれ議論や対策が長くなりすぎると、ぐ
にゃぐにゃになってえたいの知れないものになりますー感染症との戦いも、クネクネしてずいぶんと長いものになりました」。
と当コラムは結ばれていました。
最終章の感染症との戦いも閉塞感を感じます。知人でヘビを飼っている方の事を彷彿とさせながら、<ヘビが自分自身の曲がりに
気づかずにいる>など楽しく読ませていただきました。
カウンセリング 神戸市 カウンセリング恵(めぐみ)