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<両手一杯の「ことば」セラピーと心の松明(たいまつ)・羅針盤>⑥

2019年8月5日

<両手一杯の「ことば」セラピーと心の松明(たいまつ)・羅針盤>⑥

母の遺訓と稲盛和夫さんの世界(NO.4)

*よいときも悪いときも、感謝の思いで受け止める

<目の前に現れた状況>がいかに<過酷>であっても、それに対して恨んだり、卑屈になったりせず、つねに<前向きに対処>していく・・・・・これこそが、<素晴らしい人生を生きる秘訣>なんでしょうね。そのときに大切なのは、いかなるときでも<感謝の心>を持って対処することでしょうね。母の従兄弟から聞いた話ですが、母は亡くなるとき、<いい家に嫁がせてもらって、幸せな人生だった!!>と、周りの人たちに感謝の言葉を述べたらしいのです。母が亡くなって間もない頃、母方の祖母は、母が入院してお世話になっていた病院に<娘の供養のために!!>と、なにがしかの寄付をしていたと、これも、母の従兄弟から聞かされ、ほんとに感動しました。ある精神科医の方が、<生き方は、祖父母から学ぶことが多い>と、ある本の中で語られていましたが、まさしく私も<その通りだった>と、大変嬉しく思いました。

<災難にあう>、<困難な状況に陥る>、<思うとおりの結果がでない>・・・そういうときに<感謝しなさい>といわれても、なかなかそうできるものではありませんね。

うまくいっているときは、<当たり前><もっと、もっと>と求めてしまう。これが残念ながら、<人間の性>というものでしょうね。

<災難、苦難、不幸>といった状況に直面しているときこそ、実は<感謝する>絶好の機会と捉えるんです。そうした過酷な環境や厳しい出来事が私たちの<心を鍛え、魂をみがいてくれる>のかもしれません。嘆いたり、恨んだり、愚痴ををこぼしたりせず、<いつ、いかなるときでも感謝するようにしよう>と、<理性でインプット>する練習が必要なんでしょうね。つねに<ありがとう>と、いえる心の準備ですね。

*喜んで感謝すれば、悪しき「業」も消えていく

<いつ、いかなるときでも、すべてのことに感謝の心で対応する>・・・このことには、実はとても<大切な意味>が秘められています。何らかの災難に見舞われたとき、それまで自分を苦しめていた業が消えるか?さらなる災難を呼び込むか?そのときの心ひとつにかかっています。<心に描いたことが現実になる。>

災難を<喜んで>受け止める。怪我をしたなら<ああ、これぐらいの程度の怪我で済んでよかった。体が動かせないほどの惨事にならずに済んだ>病気であっても<これぐらいの病気で、手術でよくなってよかった>と、喜んでみましょう。災難がおこったということは、<業が消えた>と、いうことですね。<理性を使って、喜ぼう>とする思いが大切です。

生きていて災難に会わない人はいませんね。それは、思いもかけないときに、思いもかけないかたちでやってきます。<たった、これだけのことで過去の業が消えた>と、喜び、感謝する。そして、<新しい一歩を踏み出す>。このことは、人生という厳しい旅路を生き抜くための<秘中の秘>なのかもしれません。

(次に続きます)

カウンセリング 神戸市   カウンセリング恵(めぐみ)

 

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