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<両手一杯の「ことば」セラピーと心の松明(たいまつ)・羅針盤>49

2019年9月18日

<両手一杯の「ことば」セラピーと心の松明(たいまつ)・羅針盤>49

<教育現場の毎年のカルタ会と百人一首の世界>

教育現場では、毎年1月にカルタ会を実施します。私は,あるとき国語科の教師に<百人一首の詠み手になってほしい!>と依頼されましたが、目の前の雑事に追われ、受けることが難しく、已むを得ず辞退しました。このことは、今でも後悔しています。折角のチャンスを無駄にしてしまったと・・・。

* <あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む> (「小倉百人一首」3番 柿本人麻呂)

The long tail of the copper  pheasant trails,drags on and on,  like this long night    alone in the lonely mountains, longing for my love.

(妻と離れて眠る山鳥の垂れ下がった尾のように長い長い夜を、私もたった一人で眠るのだろうか>

山鳥の雄と雌が別々の谷で眠ると信じられていたことに基づき、山鳥の尾の長さを、独りで過ごす長い夜になぞらえています。詩歌を訳す時は、ただ意味だけを伝えるのではなく、視覚的な効果や音楽的、音律的な効果も表現しないといけない。この歌はそのよい例だと翻訳家のピーター・マクミラン氏は述べられています。