<両手一杯の「ことば」セラピーと心の松明(たいまつ)・羅針盤>56
<私の最も好きな一語「やってみなはれ」口癖の鳥井信治郎の世界>
鳥井信治郎氏はサントリー創業者ですね。(1879~1962)年。薬種問屋に勤めたのち、鳥井商店を創業。1906年「赤玉ポートワイン」を発売しヒットさせました。広告・宣伝にも新機軸を打ち出しました。
<やってみなはれ>は、サントリー創業者であり、日本の洋酒文化を切り開いた鳥井信治郎の口癖です。未知の分野にも果敢に挑戦していく、チャレンジ精神、フロンティアスピリットが表現されている言葉ですね。
スペインのワインを飲んで、これを日本に広めたいと思った信治郎氏は、日本人の舌に合うワインを調合することから始めました。そして完成した<赤玉ポートワイン>の大ヒット。開拓精神あふれる信治郎氏は、更に挑戦を続け、初の国産ウィスキーの製造販売に乗り出し、苦難の道を歩みました。信治郎氏は周りの反対を押し切って理屈をいうことなく<やってみなはれ。やらなわかりまへんで>と言うのみだったそうです。
ウィスキー造りを始めて13年目、ついに本格ウィスキー角瓶の発売です。
<やってみなはれ みとくんなはれ>は新潮文庫から<サントリー社史>として出版されているようですね。
<リスクの計算ばかり>してやろうとしていることを心配してくれた教職の元上司がいましたが、私は、それを尻目に私は果敢に挑戦しました。結果、私のシナリオ書きで生徒会のつくった<佐賀のがばいばあちゃん>は見事に成功しました。
多少のリスクはあっても、<こっちの道だ>と思うのなら、<やってみなはれ>精神で果敢にチャレンジしたいものです。
幼少の頃から現在に至るまで私に<素直な心>と<チャレンジ精神>を培ってくれた両親・家族・恩師・生徒達・同僚・カウンセリングで出会った民間のクライアントさんに心より感謝申しあげます。
カウンセリング 神戸市 カウンセリング恵(めぐみ)