<両手一杯の「ことば」セラピーと心の松明(たいまつ)・羅針盤>58
<人間が到達し得た最高の想像力のシェイクスピアの世界>
* <「これがどん底だ」などと言っていられる間は、まだ、どん底ではない。> 「リア王」
* <備えよ。 たとえ今ではなくとも、チャンスはいつかやって来る。>
* <天は 自ら行動しないものに 救いの手を さしのべない。>
* <物事に良い悪いはないが、考え方次第で変わる。> 「ハムレット」
評価や判断は人によって違うということですね。
シェイクスピアの代表作「ハムレット」の主人公、ハムレットのセリフ。ハムレットは自分の人生に苦しんでいるけれど、友だちにはハムレットの人生は恵まれたものに見えます。評価や判断は人によって違い、同意できない事もあります。でも、その違いを受け入れ、認め合うことはできますね。
* <嫉妬(しっと)をする人は わけがあるから疑うんじゃないんです。疑い深いから疑うんです。> 「オセロー」
やきもちは好きな人を傷つけることもありますね。
戯曲「オセロー」の中で、妻が他の人と恋をしていると疑って嫉妬する主人公オセローの思いつめた様子を見て、心配する人のセリフです。やきもちを焼いているときは、冷静な判断ができませんね。感情的になって、大好きな人を傷つけてしまうこともありますね。やきもちは悲しい・・・・・・。
* <避けることができないものは 抱擁してしまわなければならない。>
やらなきゃいけないことを受け入れてみましょう。
気がすすまなくても、やらなければいけないことがあります。それを「いやだな、いやだな」と思いながらやっていますと、どんどんつらくなってしまいます。気持ちを切り替えて「よし、やっちゃおう!」と受け入れてみたら、エネルギーがわいてきて、案外スラスラできてしまうものかもしれませんね。
* <毎日が休日だったら、遊びも仕事と同じように 退屈なものになるだろう。> 「ヘンリー四世」
仕事があるから遊びも楽しいのです。
毎日、勉強や仕事に追われて忙しいけれど、だからこそ、休日は好きなことのできる嬉しい日。もし、するべきことが何もなくて、毎日好きなことばかりしていたら、きっ好きなことにもあきてしまうでしょうね。するべき仕事と、気分転換の楽しみ。両方あるから、両方楽しいのですね。
* <人の傷を見て笑うのは、傷の痛みを知らないやつだ。> 「ロミオとジュリエット」
友だちに失恋をからかわれたロミオのひとり言。
* <時と言うものは、それぞれの人間によって、それぞれの速さで走るものである。> 「お気に召すまま」
* <険しい山に登るためには、最初からゆっくりと歩くことが必要である。>
* <他人もまた同じ悲しみに悩んでいると思えば、心の傷はいやされなくても、気は楽になる。>
カウンセリング 神戸市 カウンセリング恵(めぐみ)