<両手一杯の「ことば」セラピーと心の松明(あいまつ)・羅針盤>59
<ユング心理学を日本に広めた河合隼雄先生の世界>
<人に対して感じるあらゆる苛立ちや不快感は、自分自身を理解するのに役立つことがある。> ・・・・・・ユング
イライラする気持ちを見つめてみましょう。
「ああ、イライラする・・・。」そう思ったときに、ちょっと考えてみましょう。何をされたときに不愉快なんでしょうか? 何をしてもらえなかったときに腹が立つのでしょうか?他者に対する自分の感情を見つめることで、自分が何を大切にしているのか、何を求めているのかが分かってくるかも知れませんね。
*<今の人はみんな、「何かしなければ」と思いすぎる。>・・・・・・河合隼雄先生
自分にできることをやればいい。
心理学者として心の研究をしていた河合隼雄先生は、「心の治療をするとき、患者を分析しないほうがいい場合もある」と語りました。積極的に頑張ることだけが正解ではありません。「しなければ!」という気持ちに追い詰められて苦しくなったとき、「できることをやればいい」と思ったら楽になりますね。
*<「右もだめ、左もだめ」と思ったときには、「いっぺんボーっとするか」というくらいのつもりでいると答えが生まれてくることもあるのではないでしょうか。>・・・・・・河合隼雄先生
気分転換も大切ですね。
全然別のことを考えたり、いつもと違うところに行ってみたり。頭と気持ちがリフレッシュできたら、新しいやり方を考えついたり、もう一度トライする気持ちがわいてきたりするかもしれませんね。あきらめないで!
カウンセリング 神戸市 カウンセリング恵(めぐみ)