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<両手一杯の「ことば」セラピーと心の松明(たいまつ)・羅針盤>30

2019年8月31日

<両手一杯の「ことば」セラピーと心の松明(たいまつ)・羅針盤>30

<私の生き方のモデルだった日野原重明先生の世界>NO.5

* ゆるすことは難しい

ゆるすということは難しいことですね。ゆるしがたい人をゆるそうとするとき、僕はほんとうの孤独を感じます。ゆるすということを考えるとき、僕は<恕す>という漢字を思い浮かべます。

よく使われる、許すでも、赦すでもないのです。<恕す>という漢字に、ゆるすという本質的な意味を感じるからです。

この漢字は、心の上に如く(ごとく)という文字が載っていますね。つまり、赦すとは、<相手のことを自分のごとく思う心>という意味なんです。

相手を自分のごとく思うということは、相手をゆるすことが自分をゆるすということに他なりません。だから、ゆるすのは相手のためではなく、自分のためにする行為なんです。

ゆるせない心を持ち続けるのはしんどいことです。だからゆるすことで、私たちは楽になれるのです。

神様の道を選んで修道女になった渡辺和子さんでさえ、子どもの頃に2・26事件でお父様を殺され、その犯人をゆるすのに、相当な時間が必要だったと著書「置かれた場所で咲きなさい」で書かれています。それは正直な人間の心情かもしれません。

* いじめをやめさせる方法がありますか??

いじめというのは、人の命を粗末に扱う行為です。本当の意味で、自分の命を大切に扱うようになれば、人の命を傷つけるようないじめの連鎖は必ず断ち切れると僕は信じています。

<しかえししないよ>日野原重明(詩) いわさきひちろ(絵)朝日新聞出版 2016年

<いのちは目に見えないけれど めいめいが感じ取れるもの 君も感じられるはず 自分がいのちを持っていることを

いのちは自分がもっている時間だよ そう私は十歳になる君に話したね

いのちを大切にするとは いのちを上手に使うこと つまり君の持つ時間を 君だけでなく誰かのために使うこと

いじめは友だちのもつ時間を奪い いのちを傷つけるもの だからいじめは止めようよ

そして たとえ誰かにいじめられても 殴り返したり 言葉でやり返すことはやめて じっとこらえてこう言おうよ

僕は、しかえししないよ いっしょにグラウンドに出て サッカーしようよ

誰かの時間と 君の時間がいっしょになって 君のいのちが膨らむんだよ>

<僕は次の世代を担う子どもたちに、命がいかにかけがえのないものであるかということ>を、しっかり伝えていかなければならないと思っています。と、結ばれています。

このご本は、いわさきちひろさんの絵も入り、いじめの教材として使えるのではないかと思われます。

 

(次に続きます)

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