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<今、母は子に何を語るべきか?>part9

2019年2月26日

<今、母は子に何を語るべきか?>part9

* 母性とは?

  あるがままの子どもを認め、愛し、信じ、慈しみ、肯定して育てる

* 「地球との共生」

  環境問題などに無関心だった母親が、関心を持ち始めるのは、子どもがきっか
  けとなることが多いようです。
  福沢諭吉が「立国は公にあらず、私なり」と言いましたが、現代人の「私感覚」
  が、立国どころか、地球規模でどう存続させるかというところまで広がっている
  ように思えます。
  次代を生きるわが子の生命にかかわるものととらえられています。
  もしかしたら、地球の共生という問題をもっとも真剣に受け止めなければならな
  いのが、日本という国であり、日本人ではないかと思えてきます。

* 慈しみを水源とする「優しい」「優しい」本物の時代を希求したい。

  歴史的に共生原理を持つ日本は、そのような社会を実現させる牽引力があるので
  はないかと思えてきます。

* 孤独に強い子どもは、母の無償の愛から育つ。

  母が安心感の基地になってこそ、子どもは自由に羽ばたけます。
  母の膝の温かさが感じ取れる子どもであってほしいですね。
  私は、母に耳垢を取ってもらったり、顔の産毛を剃ってもらったりと、随分と
  母の愛を独占していたように思います。
  私の人からも羨ましがられる程の自由な生き方は、このような母との一体感から
  育まれてきたのかなあと感じている今日この頃です。

* 武者小路実篤氏の「母の思い出」から。

  「人情の深さは人生の深さ。母の愛にその深さが、一番純粋にあらわれていま
   す。その深さのゆえに自分が生まれて来れ、自分の人生観が濁されずにすんだ
   」と語られています。
   ちなみに私の母も亡くなる前「心の綺麗な人間であってほしい」と語りまし
   た。

* 子どもが母と過ごす子ども時代は大人になるための準備期間ではない。

  「風の谷のナウシカ」や「となりのトトロ」でおなじみのアニメ作家、宮崎駿
  さんは、「子どもを投資の対象にしている親が多すぎる」「子どもがこんなに
  大事にされない時代は、かってなかった」と述べられています。
  子どもは、大人になるための準備期間でもなければ、大人になるための予備校
  でもありません。子ども時代は、子ども時代そのものに価値があります。
  故日野原重明先生は、「人生で最も大切なことは幼稚園の砂場で学んだ」と、語
  られています。
  「子ども時代は子ども時代で完結している」と、故河合隼雄先生も述べられてい
  ます。
  せめて、その時代には子どもの満足のいく生きかたをさせてあげたいものです
  ね。

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