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<僕の一身にとってこの落第は非常に薬になった・・・>

2019年1月10日

<僕の一身にとってこの落第は非常に薬になった・・・>

2019年1月8日のコラム「編集手帳」を読んでいますと、夏目漱石の一校(現東大教養学部)への進学前の予備門時代の落第のことが書かれていた。
<僕の一身にとってこの落第は非常に薬になった・・・そのとき落第せず、ただごまかしてばかり通って来たら今頃はどんな者になっていたか知れない>(「落第」)。
・・・・・・先の随筆のように恥ずかしい過去を自省とともに明かすことはあっても
、「我輩は優等生である」とは決して言わなかったに違いない。内田百聞や寺田寅彦が心酔した人柄が窺えよう。随想「硝子戸の中」には次の一節がある。<私はすべての人間を、毎日毎日、恥をかくために生まれてきたものだとさえ考えることもある>
。大事なのは恥をかいたあと、何をするかだろう。長く日の当たる場所に出なかった
「成績」発見の報に、年始から励まされる。」と、あります。

夏目漱石といいますと、実はラジオのコメンテーターを依頼された放送関係の知人が
私のウイキぺディアの記事を見て、<夏目漱石の小説のようだ>と仰って下さいました。私は、この言葉を受けて大変恐縮し有り難いお言葉を戴き、とっても光栄だと思っていました。
今回の「編集手帳」の記事は、すぐに目に留まり、一気呵成に読破しました。
最近の多くの人たちは、恥をかくことを恐れ、一見何もなかったかのようなごまかしで人生を通り過ぎていく場面が多いと残念に思っていました。。私は、以前からこのような行動に少なからず疑問を抱いていました。
「失敗は成功のもと」って昔から諺があるじゃないですか??

最近、ハーバード大学の講義の文庫本を読んでいて目から鱗の場面が多いです。
学んだことは、少しずつ実行に移していく。一番大切なことは、権利より義務を履行していくこと。義務の履行は結果よりも動機を大切にしていくこと。人間の人間たる
所以は、理性の力と自由の力が与えられていること。、到達する目的は、徳のある人格者になることなんですね。動機の段階で「正義」を第一優先とすること。
このハーバード大学の白熱教室のシリーズは世界のリーダーたる人を育成する叡智がいっぱい詰まっていると思いました。

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