<団塊の世代とジュニア・・・>
本日、コラム「編集手帳」を読んでいますと、<団塊の世代>と<団塊ジュニア>の文言が
目に跳び込んできました。
<団塊>とは、鉱業の専門用語であるらしいのです。
堆積岩の中に周囲と成分の異なる物質が丸みを持った塊となっている状態を指すようです。
前後の世代とは、異なる経験と性格を持つと、堺屋太一さんが「団塊の世代 新版」で述べ
られているようです。
戦争とモノ不足を知らない、高度経済成長期に思春期・青年期・壮年期を過ごし<明日は今日より豊かだ>と信じ、フォークやロック、漫画など大衆文化も生みました。一線は退きましたが、今は<人生百年時代>を切り開いていく最前線にいます。
その子どもの<団塊ジュニア世代>も異質の経験をしました。
<就職氷河期世代>を体験しました。
かって国は<団塊ジュニアが適齢期になれば、人口は増える>と楽観していたらしいのです。
この世代の苦境が少子化の一因でもあるのでしょうね。
世代という地層の一部が脆くなれば、社会全体が揺らぐのでしょうね。
「前述の堺屋さんんは生前、<3番目の日本>をつくろうと唱えられました。
明治の<強い日本>、戦後の<豊かな日本>に続く<楽しい日本>・・・
団塊親子がその主役になるといい」と、あります。
確かに、私たちは<団塊の世代>です。
手前味噌ではないですが、<団塊ジュニア>も大きな可能性を秘めていると思います。
<親子世代>で<楽しい日本>の牽引力を発揮していきたいものですね。
カウンセリング 神戸市 カウンセリング恵(めぐみ)