<土食って虫食って口渋ーい>
本日の「編集手帳」を読んでいて<最近の鳥は体重が軽くなっているらしい>と、
知って興味津々読破しました。<温暖化が影響しているらしい。>とのことでし
た。
「神奈川の端まで足を延ばした時、人が行き交う駅の壁時計の上にツバメの巣を
見つけた。背伸びしてみたが、ひなが何羽いるかわからなかった。
夏の鳥ホトトギスの鳴き声が「特許許可局」に似ていることは知られている。昔
人はツバメのチュチュチュチューを「土食って虫食って口渋ーい」と言い換えた
。最近の鳥は体重が軽くなっているというが、土に問題があるわけでも、虫が少
ないわけでもないらしい。
温暖化だという。気象予報士の森さやかさんの著書によると、米学者の調査では
40年前より体重が3%軽く、足も3%短くなった。寒冷地は体に熱を蓄える大
きな鳥が多く、気温上昇で省エネ化が進んだとされる(「お天気ハンター、異常
気象を追う」文春新書)
ロシアのウクライナ侵攻以降、天然資源の調達が難しくなって世界のエネルギー
情勢は一変した。欧州でも二酸化炭素を多く排出する石炭火力発電が活用され、
脱炭素の流れは滞った。危機感を持ち直し、再スタートを切れるG7サミットにな
るか。
鳥たちの体重が減るのは心配だが、人間より素早く省力化に取り組んでいると言
えなくもない」。と当コラムは結ばれていました。
なるほど、地球の温暖化で<鳥たちが人間より素早く環境に適応しているのか>。
人間は<自然の一部>といいますが、人間はあまりにも傲慢になって科学優先主義
でそのことを忘れているのでは???と思いました。