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<嫁が君・・・>

2018年12月30日

<嫁が君 季語と気づけり コラムかな>

本日、「編集手帳」を読んでいて、<嫁が君>が新年の季語でネズミを指す旨、
気づかされました。読後、<ちょっとびっくり?!>で早速、広辞苑を開いてみました。
正月の三箇日のことでネズミのことだと書かれていました。
何だか可笑しくなってきました。私の無意識が40年ほど前にタイム・スリップしていました。私の祖父が私の長女であるひ孫にお菓子をあげたところ、次のタイミングでお菓子が減っていたのに気づき<この家には、髪の黒いネズミがいるなあ!!>と、言っていたのを思い出しました。その当時、その言葉が私には可笑しくて大笑いしていました。
そのことが、今回の<嫁が君>と微妙に何となく重なって吹き出しそうでした。

本文に戻ります。
「・・・・・・地域によっては福の神とか、福太郎といった呼び方もしたようだ。忌むものを言葉の使い方一つ変えることで福として捉え直す。詩人の長田弘さんは、昔
遊びの福笑いにも通底する思想があると説いた。変な面相をこしらえて皆で笑いあう
。<遊びをとおして、福と言うものの見方、考えかたを手に入れ>たのだという。(「歳時記考」岩波書店)・・・・・・」

<言葉の使い方>;言葉は相手を配慮して選んで使うもの
<遊び>;ものの見かた、考えかたをあそびの日常をとおして身につける
こういった日常の実践から少しづつ変化を起こす日本のよさがだんだんと失われていっているようで大変残念です。
私が大学に入学した頃、偏差値が高くても砂遊びの出来ていない大学生のことが話題になりました。たぶん、当時の学長さんから個人的に聞いたのだと思います。
たしか、故日野原重明先生も<人生で大切なことは、砂場で学んだ>と仰っていたと思います。

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