<家族そろって顔を合わせ/・・・>
1月1日の「編集手帳」を読んでいますと、詩人・石垣りんさんの「新年の食卓」という作品から意表をつかれる一節の引用がありました。
「<家族そろって顔を合わせ/おめでとう、と挨拶したら/そこであなたは/どこからおいでになりましたか、と/尋ねあうのも良いことです>
時を何万年もさかのぼれる人はいない。親と子の間柄であっても、どこから来たかは
言えないのである。家族というものが、どんなに遥かな縁やゆかりによってめぐり合ったか 代わりのない大切な人を前に尋ねてみてはいかがだろう。」と、あります。
昨日、恒例の大家族の集まりを実家でやりました。
みなさんとお墓参りにも行きました。お墓は、江戸時代からの石碑が並んでいます。
上記の「編集手帳」の言葉は、すんなりと私の心に入りました。
「石垣さんの詩はこう結ばれる。<喜びの羽音を聞くために/杯を上げよう/では
向き合って/もう一度おめでとう!/互いの背後には/新しい波がひたひたと寄せて
来ている>」
カウンセリング 神戸市 カウンセリング恵(めぐみ)