<復興五輪以上・・・>
本日、「編集手帳」を読んでいますと、<やややのはなし・・・>が目に跳び込んできました。
言葉が正しくなくとも、意思が伝わる旨のことを吉行淳之介氏の<やややのはなし>から文
学座の創立にかかわった名優、中村伸郎氏のエピソードが引かれていました。
たばこ屋で「マイルドセブン」を買うつもりを「イレブンピーエムください」と言ったとこ
ろ、店番の高齢の女性が「はいはい、お客さん、セブンイレブンですね」と言いながら、女
性の手から「マイルドセブン」が手渡されたというエピソードでした。
実は、私も、教職で中学校に勤務していたとき、何故か英語の外国人講師と親しくしていて同僚から英語が話せるように思われていたんですが、・・・・・。
前述の<言葉が正しくなくとも、意思が伝わる>ということを随分と体験してきました。
今回の失言を繰り返してきた例の桜田義孝五輪相ですが、自民党議員のパーティで、東日本大
震災の被災地の「復興以上」に議員が大事だと発言したらしいのです。
挨拶の前段を聞くと、「復興五輪以上」と言いたかった節もあるとこのコラムの文言にありました。
それにしても、何故これほど慎重を欠く人が閣僚に選ばれたのか???
近年の一強政治の緩みに呆れてしまいます。
カウンセリング 神戸市 カウンセリング恵(めぐみ)