<戦時下のドイツの炭酸飲料ファンタ>
本日、「編集手帳」を読んでいますと、戦時下のドイツで開発された炭酸飲料ファンタの半世紀前の空き缶が鳥取砂丘の真ん中に
忽然と姿を現したらしいのです。どういう記事かなあとワクワクしながら読み込んでいきました。
「戦時下のドイツ、コカ・コーラの原材料が不足し代替品として開発されたのが炭酸飲料のファンタです。
八十余年の歴史を刻む中で瓶や缶のデザインは様々変遷し、時代の特定も容易だったようです。おおよそ半世紀前の空き缶が鳥取砂丘の真ん中に忽然と現れ、話題を集めています。おなじみのグレープ味、少々さびてはいたものの、紫を基調とした意匠が鮮やかに残っていました。
海からの強い風は時に表層の砂をさらっていきます。過去には縄文土器や江戸時代の古銭、旧陸軍の弾が見つかった事例があります、と鳥取版が伝えていました。独特の地層が腐食を遅らせるらしいのです。ひたすら広大な砂の上に、まだ眠っているだろう数々の遺物、自然の不思議に素直に驚きます。
が、お宝にも思える品の多くがポイ捨てされた際、ただのごみであったことは言うまでもありません。毎年、春秋の一斉清掃では
トンにも及ぶ廃棄物が収集されます。朽ちない点で数段たちの悪いペットボトルも増える一方だとか
砂丘のビジターセンターで展示品の一つに加わった件(くだん)の缶、来館者の問題意識を刺激するファンタスティックな警告材
になるかもしれないです」。と当コラムは結ばれていました。
鳥取砂丘は中学生の修学旅行で行ったことがあります。自然の不思議さに目を瞠るものがありました。今回のファンタの缶の件、
私も来館者の問題意識を刺激するように感じました。自然からの警告と受け取ってもらえれば幸いと思いました。
カウンセリング 神戸市 カウンセリング 恵(めぐみ)