<文化は越境する・・・>
本日、コラム「春秋」を読んでいて
<文化は越境する>という文言に心魅かれました。
米国生まれで日本の小説を書き続けているりービ英雄さんの記事が書かれていました。
りービさんは、母国で万葉集の研究を重ね越境文学を拓きました。
万葉集は文化の受容と創造性のプロセスを知ろうとする際、もってこいの文献のようです。やまとことばの音に漢字を当てた万葉仮名を使いつつ、漢文そのままの文章もみえますね。
いにしえのこの国が旺盛に外国文化を取り入れ、わがものとして噛み砕くのに苦労した
足跡が見えてきますね。
新元号の「令和」
万葉集巻五、梅花の項の序文が出典のようですね。
漢籍ではなく日本の古典から引いたのは歴史的ですが・・・・・・
文化のクロスオーバーを象徴する典拠ですね。
アジアと日本の文化の流れを大きな目で見つめる契機としたいものです。
外国人が増え、グローバル化の進む越境の時代にふさわしい<令和>かも
しれないと思います。
カウンセリング 神戸市 カウンセリング恵(めぐみ)