< 新元号 令和に寄り添ふ 春便り >
本日のAM11:40頃 菅官房長官より今年5月からの元号が<令和>と決定した旨の通知をテレビより拝見しました。
<令>という字は、予想だにしなかったのですが、<和>は、最近の世相からみていて
何となく使われそうな感じがしていました。
聖徳太子の<和をもって尊しとなす>という古来からの日本人的な特性と平成の時代に<日本は戦争をしなかった>という安堵の気持ちと世界平和を祈る気持ちの現われと拝察いたしました。
<令>は、日本最古の歌集「万葉集」の<令月>から引用されたらしく、<めでたい>あるいは、<喜ばしい>の意味があるらしいのです。
また、万葉集は、朝廷の方から農民・防人に至るまでの作品であるという点にも共感を
憶えました。
「万葉集」の<令月>の作品は、梅と蘭の花が出てきています。
若い世代の人たち、一人ひとりがその人らしいく大輪の花>を咲かしてほしいという願いが込められているようです。
私自身<令和>の新元号に込められた願いと祈りを聞いて希望が湧いてくるのを感じました。
<人生の後半は、自分に与えられた知恵やセンスや体力を、今度は社会にお返ししてい
く段階です>と、故日野原重明先生が述べられています。
私自身も、教職退職後より<日本人の古来からのよさ>や私が教育現場で獲得してきた知見である<教育や子育て>について若い世代に<恩送り>をしていけたらなあとズーッと考えてきました。
今回の政府からの提案とモチベーションが一致したことで、内心ホッとし、喜びが体か
ら湧き上がってくるのを感じました。
カウンセリング 神戸市 カウンセリング恵(めぐみ)