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<梅の花さくころほいは/・・・>

2021年2月10日

<梅の花さくころほいは/・・・>

本日、「編集手帳」を読んでいますと、島崎藤村の詩「別離」の文言に心惹かれ、持ち前の好奇心が始動してくるのを
感じました。

「島崎藤村の詩「別離」に季節の花と向き合いながら、どこかせっかちになってしまう人の心情をつづる一節がありま
す。

<梅の花さくころほいは/蓮さかばやと思ひわび/蓮の花さくころほいは/萩さかばやと思ふかな>(「ころほひ」は
古語で「時節」の意)。春の梅から夏以降の花にそわそわと気持ちが移っていくが、細かくいえば、梅の次に桜、桜の
次は藤といった思いも隠れているでしょうね。

去年、春の花々と戸惑いながら向き合ったのを思い出します。桜の名所で宴会が禁止になり、藤にいたっては初の緊急
事態宣言のさなかに見頃が遭遇し、紫に染まる枝を泣く泣く伐採した名所もありました。

民間の気象会社の開花予想によりますと、今年のソメイヨシノは全国的に平年より早い地域が多く、一番は東京で3月
18日、続いて福岡が20日、名古屋21日、鹿児島23日、大阪24日・・・と開花していきます。西日本より東京が早いの
は、寒さが一定期間続くことで花芽の休眠打破が促されるためといいます。

桜が満開になるころ、私たちはどうしているのでしょうね。舞い散る花びらのもと、親しい人たちと車座になる景色は
残念ながら浮かびません」。と当コラムは結ばれていました。

梅に始まり次々と百花繚乱の季節がやってまいります。菜の花といえば卒業式。桜といえば入学式。つつじといえば大
学の入学式。藤の花といえば、生徒と教職員のレントゲン撮影、金木犀といえば文化祭。と、いうのが私の過去の風物
詩となっていました。四季折々の花とともに学校行事が思い出されます。昨年の春以降、コロナ禍で花との関わりはス
トップ。何とも寂しいことです。今年の3月、4月、5月は第4波ですか?!

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