<歌鎖(うたぐさり)・・・>
本日、コラム「春秋」を読んでいますと、上記の<歌鎖(うたぐさり)>の文言が目に跳び込んできました。
「和歌の伝統的な遊びの一つに<歌鎖>と呼ばれるものがあるようです。
ひとりが歌を詠むと、末尾の文字または下の句の最初の文字を、次の人が上の句の頭に置いて
読み続けます。
簡単に云えば和歌のしりとりでしょうが、鎖と聞くと、どこかで途切れそうにはない印象を受けますね。古今東西、切れない物を鎖に例えるのは同じようですね。
<Chain of hatred(憎しみの鎖)>
陰湿なテロ事件がおこりますと、英字紙で必ずこの言葉を見かけますね。
死者が350人を超える惨事となったスリランカの同時爆破テロは、3月にニュージーランド
のイスラム教礼拝所で50人が殺害された事件の報復との見方が出ています。
過去の戦争や宗教を背景とする地球規模の憎悪の対立は数千年にさかのぼるといわれています。どんなしぶとい金属なのか、人類が断ち切れないでいる鎖だろう」と、あります。
日本は、この先の5月から元号が変わり「令和」となります。
この元号の創案者らしき中西進先生が戦争体験者で平和への希求が強く、日本の古代の律令の<和をもって尊しとせよ>が元号の原点で、地球規模の多様性のハーモニーで麗しい文化を創設せよとの思いを載せた「令和」がもうすぐスタートします。
日本人が世界のリーダーシップを取れるよう研鑽し、是非とも実践化できることを願わずにおれません。
カウンセリング 神戸市 カウンセリング恵(めぐみ)