< 歳末に カナダの絵本を 買ひにけり >
先日、カナダの絵本で「いっしょにのぼろう」を買いました。
「Go up together」;Canadian picture book
子ネコのルルは山のひみつや、自分でえらばなければならないことなどをアナグマの
おばあさんから学びます。
「せかいの てっぺんまでのぼったら じぶんが すごくりっぱに おもえるね」:
子ネコのルル
「いいえ じぶんが とってもちいさく おもえるのよ」:アナグマのおばあさん
「いったい どれくらい ちいさいの?」:子ネコのルル
「草の つゆに きらめく おほしさまの かけらくらい ちいさいの」:アナグマ
のおばあさん
世界のてっぺんから、だまってけしきをみつめてみる。
ここにいる自分は大勢の中のたったひとりだと気がついていく。
自分は大勢の人たちに支えられて生きている。
だから、自分たちも、友だちを助けたり、やさしくしていくことの大切さを伝えたい
作家さんの思いがひしひしと伝わってきました。
そして、絵本の絵の表情と色つかいも、とっても素敵と思いました。
<ほんとにいい本だなあ!!>と、つくづく感動しました。
絵本作家のMarianne Dubucさんは、TDカナダ児童文学賞やドイツ児童文学賞にノミネートされるなど、世界的に高い評価を受けている方のようです。
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