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<浪速津(なにわづ)に咲くやこの花冬ごもり・・・>

2020年11月3日

<浪速津(なにわづ)に咲くやこの花冬ごもり ・・・>

本日、「天声人語」を読んでいますと、上記の古今和歌集の文言からスタートしていました。「オヤッ、何だっけ??」と持ち前の好奇心が発動してきました。

<浪速津に咲くやこの花冬ごもり いまは春べと咲くやこの花>。大阪市の浪速区と此花(このはな)区の名は古今和歌集にある
1首に由来します。大阪都構想の開票結果を見てみますと、浪速区は賛成が多く、此花区は反対が多数

わずか1万7千票差の接戦です。それぞれに歴史を持つ24の区名はからくも残ることになりました。大阪都「抗争」とも呼ばれ
た5年ぶり2度目の住民投票が終わりました。

歴史をひもとけば、大阪都構想は88年前にもありました。パリに次ぐ世界6位の人口を擁して「大(だい)大阪」と呼ばれた商都
が、人口や面積で東京都に抜かれた1932(昭和7)年のことです。大阪市域を知事の権限が及ばぬ大阪都とし、残りの地域
を浪速県と呼ぶ案でした。

「府市が対立し、つまらない競争で無駄な費用を使う」「東京市に置き去りをくっては250万市民に相済まぬ」。地元は熱くなり
ましたが、政府は冷ややかでした。東京都が先に都政に移り、対戦末期に構想は立ち消えとなりました。

今回の結果を見ますと、大阪を再び東京に比肩する街にしたいという願いが浮かびます。有権者の意見が割れたのは、それを実
現する道筋として都構想しかないのか否かですね。市を廃止する巨大な賭けに不安を感じる人がわずかに多かったようです。

政治も経済も文化も東京を向くいまの一極集中は国のありようとして健全とは言えないでしょう。大阪都の夢は東京肥大化への
警鐘のように響きました。いまから88年後の来世紀初めには大大阪や大福岡、大名古屋が活況を競う国でありたい」。と当コラ
ムは結ばれていました。

私も学生時代、大阪に下宿をしていた身として、大阪都構想の住民投票に実は非常に関心を寄せていた一人です。大阪市に非常
に愛着心を持っていましたので、市を廃止する巨大な賭けには、不安は大きかったです。政治も経済も文化も東京を向く一極集
中は、この度のコロナ禍からも警鐘を鳴らされているようです。今後の社会の在り方が問われる住民投票であったような気がします。

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