• オープンしたきっかけ
  • コンセプト
  • カウンセリングの流れ
  • 料金について
  • カウンセラーの紹介
  • お客様の声
  • 会社概要

<牛角(ごかく)>

2020年12月25日

<牛角(ごかく)>
本日「編集手帳」を読んでいますと、来年の干支(えと)にちなんで<牛角>の記事が目に飛び込んできました。いつもの持ち前の好奇心が動き出しました。

「互角」は<牛角>と書いてもいいですね。多くの辞書が二つの表記を並列させています。ただし、歴史に先に登場したのは後者
のほうらしのです。

なぜ牛なのでしょうか。この動物の2本の角は長さ太さがほぼ同じで左右対称に見えます。そのさまが<互いに力量に優劣のないこと>(広辞苑)の意に転じたようです。補足すれば、角を突き合わせて対等の勝負をするから<牛角>なのではありません。さらに翻って、調和を示すものではないかと思えぬこともないですね。

来年の干支(えと)に、調和とはほど遠かった今年の国際社会を浮かべます。世界が一丸となって感染症と闘うべき時に、米国と
中国が角を突き合わせました。

トランプ大統領による世界保健機関(WHO)からの脱退表明は衝撃でした。かといって、ウイルスへの初期対応を誤った中国への遠慮がWHOに見えたのも事実ですね。権威の陰るその機関が年明け、感染の原因究明のため、改めて武漢に調査団を送り込む
というらしのです。

公正な調査を祈念しつつ、最近気がついた言葉の不思議を記しておきます。牛の角は英語で「cow horn」。中ほどに地球市民の健康を支えてほしい国際機関の名があります」。と当コラムは結ばれていました。

最終章の牛の角「cow horn」の真ん中に確かに「who」とありますね。可笑しくて笑ってしまいました。昨今の国際社会の分断と権威への陰り。調和とか共存の世界に一条の光が射してくることを祈ります。

カウンセリング 神戸市     カウンセリング恵(めぐみ)