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<百尺竿頭(かんとう)一歩を進む>

2021年3月29日

<百尺竿頭(かんとう)一歩を進む>

本日、「編集手帳」を読んでいますと、通訳者の長井鞠子さんのの先は著書「伝える極意」で駆け出し時代の頃、英訳を思いつかず
困り果てた禅語の文言の紹介がありました。

「通訳者の長井鞠子さんの著書「伝える極意」で、駆け出し時代を振り返っています。ある会議で<百尺竿頭一歩を進む>と
言われましたが、英訳を思いつかず、困り果てました。

高い竿(さお)の先端に登り詰めてもなお一歩を踏み出せという禅語です。そばにいた人から「revolutionary
change」、つまり画期的な変化と訳してはどうかと助け舟があり、事なきを得たそうです。

こうした漢語表現と同様に、日常にありふれた単語も通訳者を苦しめるということらしいのです。例えばlifeを日本語にする
場合、文脈によって命、生活、人生の三つを使い分ける必要があります。人間の営みの根幹にある言葉ほど、その文化に根付
いているからでしょう。

この1年、多くのlifeが翻弄されました。職を失ったり、パート収入が激変したりして生活が一変した人が少なくないですね。
政府は、困窮する子育て世帯に子供1人5万円の特別給付金を支給するなどの新たな緊急対策をまとめました。一日も早く生活
を立て直してもらいたい。

悟りをひらくためではないにしても、誰もが一歩一歩、着実に努力を重ねてきました。もう竿の先は見えているでしょうか」。
と当コラムは結ばれていました。

<百尺竿頭一歩を進む>という禅語は身に沁みます。コロナでこの1年は本当に翻弄されましたね。もう竿の先は見えているの
でしょうか。コロナが早く収束することを祈らずにおれません。

カウンセリング 神戸市   カウンセリング恵(メグミ)