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<神戸レインボーハウス・・・>

2019年4月30日

<神戸レインボーハウス・・・>

本日、コラム「編集手帳」を読んでいますと、<阪神大震災からの復興>が目に跳び込んで
きました。

天皇、皇后両陛下は2001年4月、阪神大震災からの復興に歩む兵庫県を訪問されました。
その折、「あしなが育英会」運営の震災遺児ケア施設<神戸レインボーハウス>にもお
立ち寄りになっています。
案内役は当時の林田吉司館長が務めました。
両陛下は<心のケアプログラム>に熱心に耳を傾け、<遺児一人ひとりに声>をかけられたらしいのです。

それから歳月の流れた一昨年秋、林田さんが病気のため65歳で亡くなられたらしいのです。
その後しばらくして宮内庁から育英会へ連絡がはいりました。
<両陛下が林田さんのご遺族に弔意を伝えたいお気持ちだ>と。

<何というお優しいお気持ちなんだろう!!>
私は、阪神淡路大震災の未曾有の大被害の当時、教育現場の真っ只中にいました。
知人の校医さんや整形外科の医者は、医院が壊滅的な打撃を受け、先が見えなくなっていました。それでも、何とか開院にこぎつかれましたが、
あいにく、数年後、病で亡くなられました。

<ひととき一緒に過ごした人をお忘れにならない両陛下の心には、どれほどの数のお顔が刻まれているのでしょうか??>
<苦しむ人、悲しむ人、それを支えようとする人・・・>
国民の幸せを祈り、手を携え歩まれた両陛下がきょうをもって退位されます。

<人の力だけではどうにかできるものでもない。>
そんな悲嘆にくれかけたとき、いつも希望の光りを灯してくださった両陛下でした。
そんなお優しいお気持ちは、国民一人ひとりの心にずっしりと受け継がれています。
<人としての生きかたのモデルをお示しになられたのでは!!>

天皇陛下は、こうも仰っていました。
<親と離れて育てられたので、論語の恕が体得できなかった。結婚後、皇后さまとともに
切磋琢磨して体得なされた>と・・・。

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