<餓餓動物園・・・>
本日、コラム「編集手帳」を読んでいますと、<飢餓動物園>が目に跳び込んできました。
<飢餓動物園>との見出しで報じられた南米ベネズエラの国立動物園では、政治と経済の混乱から物不足が極まって、餓死する動物が相次いでいるのだそうです。<ライオンの餌をヤギに回す。水が足りない。夜には羊が盗まれる。象のルペルタは栄養失調で衰弱死した>。
一番辛いのは飼育員でしょうね。<長くは続かない>との言葉が悲しいですね。
<ぞうはいません>。そんな看板を掲げつつ、苦境を脱した園の話は日本ではあるようです。
栃木の宇都宮動物園、獣舎そばに手描きの広告が掲げてあるそうです。<食べに来んしゃい!!うまいぞぉ~)丼を前に象が訴えます。ホワイトタイガーハねじり鉢巻きで<庭の手入れはまかせろ>と。地元の飲食店や造園会社の注文で職員が描きました。地域のチームつくりですね。餌代の足しになれば、と初めて10年になるとか。すっかり名物となり、月1万円のスポンサーは十数社に増えたそうです。
日本の動物園には、周りで盛り上げていく日本人の精神性がありそうですね。<国を選べず定めを甘受するほかない動物たち、唯不憫ですね>。
カウンセリング 神戸市 カウンセリグ恵