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<35人学級>

2021年2月19日

<35人学級>

本日、「編集手帳」を読んでいますと、公立小学校の35人学級の記事が目に留まりました。

「小紙データベースに<35人学級>と打ち込みますと、最古の記事にあすと同じ2月20日の日付が出てきました。1985年の
同日、臨教審に日教組が意見書を提出したとあります。

きめ細かな指導をめざす公立小学校の35人学級はその後、教育行政の宿願ともなります。すでに1年生にのみ導入されていま
すが、ようやく全学年に広げることになりました。政府は新年度から5年をかけ現在の40人からの移行を進めます。

戦後すぐは60人学級が珍しくなかったのです。「釣りバカ日誌」の漫画家、北見けんいちさん(80)は午前、午後の「2部」
制の授業を体験したといいます。

かって本紙に語っています。「(運動場に机と椅子を並べる)青空教室もあったし、校舎の横に海の家みたいな小屋を作って
そこで勉強したこともあります」。子供たちに少人数学級をという施策は、北見さんのように「密」な思いをした世代には以
前から支持が高かったのです。

教員の増員で費用が膨らむと反対してきた財務省がついに折れたのは、教室の「密」回避も理由の一つだといいます。コロナ
禍が規制を変えたと思うとふしぎですが、教室を広く感じられる子供たちにはいいことでしょう」。と当コラムは結ばれてい
ました。

1985年と言いますと、昭和60年ですね。私は兵庫中学校の時代でした。私たちは研修は教育委員会、教育行政は組合でという
2足のわらじの時代でした。政府は新年度から5年計画で40人の移行を進めるようですね。最近の若い世代からは、教員はブラ
ック企業だということをよく耳にします。複雑極まる残業。部活動と事務処理の忙殺。今年は教員希望者が軒並み減少したと
新聞で知りました。国の将来の人材を育てるというこの尊い仕事。政府も教育現場の生の声に真摯に耳を傾けてほしいものだ
と祈らずにおれません。

カウンセリング 神戸市     カウンセリング恵(めぐみ)