<journey(ジャーニー)>
本日、「編集手帳」を読んでいますと、オバマ前大統領の記事が載っていました。なかなかいい話だと思って読み進んで
いきました。
米国のオバマ前大統領は政治家になる前に、ケニア出身の父親を巡る本を書きました。前書きには<私的な内なる旅の記
録です>と記しました。「旅」を意味する英単語は多数ありますが、原文はjourney(ジャーニー)です。
そういえば話題の政策の末尾にも同義語があります。手もとの辞典で英語の用法を調べますと、travel(トラベル)は、
長めの旅行によく使われるらしいのです。
journeyは、特別な意味や目的のある場合にしっくりきます。語源はフランス語の「日」だと知りました。太陽が沈んだ
後、疲れを癒す姿が浮かびます。時の節目に過去を振り返るのは今も変わらぬ人のさがでしょうね。
カレンダを見ると、今日を過ぎれば今年も残り1か月となります。疾病の脅威が気になり、新聞が掲載するグラフの線に
ため息をつくことが多かったです。正月に抱いた願いは何だったのか、思い出します。家族や友人がなしとげたことに思
いをはせます。
「journey」と高らかにうたいあげたゴダイゴの曲「銀河鉄道999」(奈良橋陽子・山川啓介作詞)を口ずさみます。
♪さあ行くんだ/その顔をあげて・・・。年末まで少しでも前進したい」。と当コラムは結ばれていました。
どちらを向いてもコロナ禍で暗い話の昨今、当コラムからは前向きな元気なエネルギーを戴きました。「♪さあ行くんだ/
その顔をあげて・・・」。は、教員時代の教頭先生の若い女教師に対する教えが彷彿としてきました。
カウンセリング 神戸市 カウンセリング恵(めぐみ)