「明日(あした)はまた別の一日である」・・・マーガレット・ミッチェル(風とともに去りぬ)
今をきちんと生き抜くことで状況は変わります。
映画「風とともに去りぬ」のラストシーンで、主人公のスカーレット・オハラが自分のもとから去っていったレッド・バトラーの
ことを本当は深く愛していることに気づき、泣き崩れながら言ったのが「何はともあれ、明日はまた別の一日」という名セリフです。「明日は明日の風が吹く」とも訳されます。すべてを失ってしまったと絶望している今は、いろいろ考えても仕方がない。
明日になれば別の一日になり、何か状況が変わるかもしれません。不幸なことが起こると、それが永遠に続くように思ってしまいますが、取り越し苦労をするよりも、今をきちんと生きることで吹っ切れるものだ、ということを、この言葉を伝えています。
<いま・ここ>を真剣に生き抜くことで状況は変わると教えてくれています。人生は<いま・ここ>の瞬間・瞬間の積み重ねなんですね。うまくいかなかったときなど、「明日はまた別の一日である」と思えることで気持ちがとても軽くなりますね。