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<木犀の香や・・・>

2021年10月10日

<木犀の香や金星の方角に>(山口誓子)

本日、「編集手帳」を読んでいますと、キンモクセイの記事があり、何が展開されるのかな~と心惹かれました。
未だに日中は真夏日なので、残念ながら季節感を味わうこともままならずキンモクセイのことは体からすっかり消
失していました。<キンモクセイ>といえば、中学校での文化祭が彷彿としてきます。キンモクセイの咲く頃に文
化祭の案内状を来賓の方々に8年間送付し続けてきたからです。私にとっては知らず知らずのうちに秋の風物詩と
なっていました。

「あ、キンモクセイです。声を上げた友達に「どこの星?」ととぼけたことがあります。どこからともなく香りが
漂う今時分、失笑する数十年前の友の顔を思い浮かべてしまいます。

金も銀もある木犀の由来に星は登場しませんが、縁がないわけでもないらしいのです。<木犀の香や金星の方角に
>(山口誓子)。闇を舞う香りに鼻をくすぐられて夜空を仰ぐからでしょうか、星のまたたきを詠む詩歌は多いよ
うです。

天国の恩師を忘れまいと誓いをこめたのでしょう。19年前の卒業生が熊本県立御船高校に金木犀を植え、記念碑
を贈りました。本紙熊本版が伝えています。

二子石(ふたごいし)隆範さんは、教え子を正面から受け止める教師でした。たばこの罪で3000の石段をのぼ
る男子に付き合います。タコ焼き屋台の文化祭を前に生徒を店で修業させます。<馬鹿でもいい、馬も鹿も人間と
同じ生き物だ>などと一人ひとり通知表につづって門出を見届けた後、33歳で病死しました。

金木犀の命は長いです。甘い香りは熱血先生の笑顔をずっと運んでくるのでしょうね。合唱曲「木犀のセレナーデ」
の歌詞を引きます。♪せめて消しようのない思いを知らせたいと 夜は星の香りを木犀にちりばめ・・・」。と当コ
ラムは結ばれていました。

熱血先生、二子石(ふたごいし)先生への思いが胸に伝わってきました。<教え子を正面から受け止める教師>なら
ではの実践、そして、その教師から一人ひとりに紡がれる励ましの言葉。改めて教師冥利について考えさせられまし
た。

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